SF(少し・不条理) がちゃっ 5 教祖と逮捕と公開処刑 がちゃっ 扉を開けて部屋へ入った僕を、たくさんの黄色い悲鳴が迎えた。 「あぁあっ! 生マラ様ァッ!!」 「生マラ様よォォォッ!」 そこにいるのは、たくさんの裸の女性達。もちろん、若い上に容姿端麗だ。 すがりつこうとするところを手で鷹揚に制し... 2019.05.09 SF(少し・不条理)
SF(少し・不条理) がちゃっ 3 奇妙な依頼 「……そんな、急に言われても……」 「でしょうね。けど、唐突は承知の上よ」 「うー…………ん…………」 僕は、その『お願い』を聞いて、困惑という文字が目に見えるぐらいに顔をしかめた。 この世界では、さっき聞いた通り、男は、一定の範囲内でペニ... 2019.05.09 SF(少し・不条理)
SF(少し・不条理) がちゃっ 1 『あのドア』の先は? 僕は、そのドアの前で冷や汗を浮かべていた。 濃いピンクに塗られて、格子のへこみが装飾としてある、洋風のドアだ。 「ごくっ……」 生唾を飲み込む。後ろ髪からしたたった汗が、ワイシャツの襟にこぼれる。 僕はなかなか動けない。ただでさえない時間が... 2019.05.09 SF(少し・不条理)