失禁

お題でGO!

カタブツ女教師と、侠気(おとこぎ)番長

ここは、ある高校の、二年D組のクラス内。 教室内には、ざっくりと四十人ほどの男女の生徒がいるのですが、四時間目を前に、どの生徒も揃って、とても憂鬱な顔をしていました。 「はぁっ……」 男子の誰かが、重い溜息を付きました。それはあっ...
お題でGO!

彼女のスイッチを入れてしまった俺

同棲している恋人が、高熱を出してしまった。 「なんか、頭がふわふわする……」 ある朝。いつもの時間にあいつが起きてこなかったので、どうしたんだと思って、俺が彼女の寝室に行くと、明らかに顔色が悪かった。 「熱か?」 「多分……」 ...
やみのおり

聞こえる声 6 外からの声

その日の夜。わたしは宿題を済ませるべく、机に向かっていた。 「………」 でも、手に持ったシャーペンは、トントントン……とノートに斑点を増やしていくだけで、解くべき問題は一向に頭に入ってこなかった。 食事は十分に摂った。ドラマを録画する...
その他作品

聞こえる声 3 探す声

次の日。わたしは学校を休んで、部屋にこもっていた。 滅多に体調を崩さないわたしだから、母さんはとても心配して、「パートを休んで家にいようか?」と言ってくれた。でもわたしは、「そこまでしてもらわなくていいよ」と断って、母さんを追い出した。一...
その他作品

ファイナル・クエスト 2 魔女の憂鬱

「あーあ、暇だなぁ……」 石造りの巨大な城の中、同じく巨大な窓際に腰掛けて、つぶやく人影があった。 窓からは、だだっ広い野原と、森しか見えない。野原に生える草はみんな同じだし、森を成す木は、全て同じ背格好だ。単調な景色である。 「...
ニセ児童文学叢書

うらめしあずき 4 プールサイドに百合が咲く

プールサイドから、10メートルほど離れました。ほんの少しですが、みんなのざわめきが遠くに聞こえます。 曽宗さんと緒茂さんは、御司留さんの片腕ずつを持ってわざとゆっくり…いえ、ほとんど足踏みに近い早さで歩きます。 「はあっ…ア……ァンッ…...
SF(少し・不条理)

ぶわっ 3 トレンチコートのある風景

別に、『あの距離をどうして一瞬で?!』なんて物じゃない。話が前後するけど、僕の座っている席は、壁沿いに据え付けられた、一脚の長いソファー。その前に、五〇センチ四方ほどの二人掛け用のテーブルが、これまた五〇センチ間隔ほどで並び、それぞれに椅子...
光かがやく天使のしずく

中級立ちション講座・夏期特別補講 2 Act.2

「うーむ…………」 屋上のビアガーデンで、俺は、あの時の浜辺のようにうなっていた。 広い屋上に作られた座席は、またしても人、人、人……。 失礼を承知で言わせてもらうが、一体どこから湧いて来るんだろう……。 「えーと、どこ...
やみのおり

幻影 2 確信

 次の日。やっぱり昨日のこともあって、彼女のことが気になりだした。 僕と彼女の席は離れていたけど、僕は遠目にずっと彼女の方を見ていた。 友達と談笑する姿、真剣に授業を受ける姿……。どれも、昨日のあの顔とはかけ離れている。そう思い...
やみのおり

幻影 1 困惑

 僕があの娘に会ったのは、学年が上がったクラス替えの時だ。 確かにその娘は可愛かったけど、その時は一目惚れとか、そんな感情は持たなかった。 僕自身特に取り柄のない人間だったし、それからも、アタックしてみようとか、全く思わなかった...
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