その他作品 闇色きゃらばん 4 うさんくせぇ習わし 「ふうっ……」 手近な自販機で買ったカップ酒をあおりながら、おれは村の中を歩いていた。 酔うどころか、水代わりにもなりゃしねえ。気分は朝から最低だった。 『アユム、ずいぶん巧くなったじゃないか。どうだ、一杯?』 そう言って、アイツはよくカッ... 2019.05.10 その他作品