百合

ニセ児童文学叢書

魔法の言葉と薬の話(続・看板娘)

その日の昼下がり、設楽絵美ちゃんは、うきうきとした足取りで廊下を歩いていました。でも、他の教室は授業中でしたので、あまり浮かれたそぶりは見せられないのですが、出来ればスキップしたいぐらいの気持ちで、歩を進めていました。 「んー……そーろそ...
ニセ児童文学叢書

看板娘の終わらない一日

「……どう? 絵実ちゃん……?」 「もーちょい前」 「このぐらい?」 「気持ち後ろ」 「……んっと……?」 「はあい、オッケ」 早朝の女子トイレ。相模 鏡子(さがみ きょうこ)ちゃんは、壁に手をついてお尻を突き出し、設楽 絵実(...
うらめしあずき

うらめしあずき 5

「…あれ?」 気がつくと、曽宗さんは保健室のベッドに横たわっていました。 ちゃんと、制服も着ています。確か、プールで…… 「よう、おはようさん。よく寝てたな」 その時、横から声がしました。振り向くと、隣のベッドでくつろいでいる緒茂さ...
うらめしあずき

うらめしあずき 4

プールサイドから、10メートルほど離れました。ほんの少しですが、みんなのざわめきが遠くに聞こえます。 曽宗さんと緒茂さんは、御司留さんの片腕ずつを持ってわざとゆっくり…いえ、ほとんど足踏みに近い早さで歩きます。 「はあっ…ア……ァンッ…...
うらめしあずき

うらめしあずき 3

それからしばらく。曽宗さんが正気を取り戻したところで、緒茂さんは改めて『計画』の説明を始めました。ああ、おもらしの後始末についてはご心配なく。緒茂さんが、手下の人間を使ってジャージを持ってこさせ、曽宗さんはそれに着替えました。そして、そのま...
うらめしあずき

うらめしあずき 2

「…でも、どうするの?」 「こんな物がある」 気を取り直して訊ねる曽宗さんに、緒茂さんは一つのカプセルを取り出しました。 「なにそれ?」 「利尿作用付きの、催淫剤さ」 「さい…いんざい…?」 曽宗さんには、全くぴんときません。 ...
ニセ児童文学叢書

秘密の体育館

「ゆきのちゃーん……遅れてごめん……! あたし、来たよぉ……! ゆきのちゃーん……」 放課後の体育館。ちーこちゃんは、自分を呼びだしたクラスメイトの名前を呼んでいました。 「あれぇ……?」 体育館には誰もいません。しん……と静まり返っ...
やみのおり

彼女のこと 4

4. 充足 「私のも……替えてくれる?」 私の姿を見て興奮したのか、息遣いが荒くなった彼女が言いました。「はぁ……はぁ……いいわ……」 思いがけぬ行為に一段落した私は、彼女をベッドに寝かせ、さっきやって貰った要領で彼女のオ...
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