ボーイッシュ

光かがやく天使のしずく

中級立ちション講座・夏期特別補講 2 Act.2

「うーむ…………」 屋上のビアガーデンで、俺は、あの時の浜辺のようにうなっていた。 広い屋上に作られた座席は、またしても人、人、人……。 失礼を承知で言わせてもらうが、一体どこから湧いて来るんだろう……。 「えーと、どこ...
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中級立ちション講座・夏期特別補講 1 Act.1

「…………」 (カタカタカタ……) 「…………!」 (カタカタカタカタ……) 「……ふぬぅぅっ!!」 (カタカタカタカタカタ……) 「……うがぁぁっ!」 (カタカタカタカタカタ……ピーッ!) エラーの...
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中級立ちション講座 5 バック・トゥ・ザ・イモムシの朝

「ぐーー……」 翌日。俺達は、クーラーをガンガンに効かせた部屋で、何度目か解らないガ行の音を唸りながら、再びイモムシになっていた。正直に言おう。原因は、日焼けと、筋肉痛だ。うかつだった。日焼け止めを持っていくのを忘れ、あれだけ遊ん...
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中級立ちション講座 4 潮風の中の講義

「(ゆーき!ゆーきぃぃぃっ!!)」 渾身(こんしん)の力で俺は泳いだ。距離は二十メートルもない。すぐのはずだった。 しかし、焦る気持ちが、力の伝わる効率をどんどん下げていく。掻き出すはずの手のひらは水を切り、蹴り進むはずの足は、...
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中級立ちション講座 3 芋洗いの炎天下

翌朝。嬉しいときは、フライング・ボディアタックのキレも良いのだろうか、予定よりかなり早く起こされてしまった。 俺も、寝ぼけまなこでタンスの奥から水着を引っぱり出してくる。こっちは何の変哲もない、黒のトランクスタイプだ。昨日一緒に買...
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中級立ちション講座 2 イモムシの昼下がり

「うー……」 そして、週末。クーラーの効いた部屋で、俺達はイモムシになっていた。 日差しは日々強くなり、見上げれば、夏独特の、吸い込まれていきそうなほどに深い青空がある。基本的に内勤の俺も、昼飯時なんかに外に出たりすると、頭...
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中級立ちション講座 1 フライング・ボディアタックの朝

朝。一日の始まり。 昨日の疲れも、寝汗と共に幾分かは流され、夢うつつの目に差し込む窓からの朝日が、最後まで駄々をこねる意識を揺り動かしてくれる。 やがて、微かな音を立てるように、五感が働き始める。その、聴覚と視覚と触覚が、最初にとらえた...
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初級立ちション講座 5 補習

「うー………………」 それからしばらく経ったある日。俺は、再び友人の下宿で徹夜飲みを敢行し、いつもの帰り道を、ふわふわと歩いていた。今日も見事な朝焼けだ。 「……そう言えば、あの娘と会ったのは、こんな朝だったよなぁ……」...
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初級立ちション講座 4 レッスン4

 そして、次の日。そろそろ夕暮れという頃。 『教えてやる』なんて見得を切ったが、正直、やり方なんて分からない。そりゃそうだ、立ちションに正しい形なんてあるわけないし、そもそも、女の子がやる必要なんて、ない。街中に転がってる...
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初級立ちション講座 3 レッスン3

結局、その時の筋肉痛は、二日後ぐらいに引いた。あぁ、確実に体は衰えて行ってるんだな……と思うと同時に、あの妙な娘の記憶も、鮮明に残ってしまっていた。そして、その次の週末……。 「うーん……」 昼下がり。一通りの身支度を終...
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