光かがやく天使のしずく

いきたい

いきたい~立ちション講座・概論 2

2.あの日のこと  お腹も一杯になったボクは、食後の運動をかねて、またぐるりと回って、家の近くの公園までやって来た。 別に何も変わったところのない、小さな公園だけど、ここもボクのお気に入りの場所。いつものベンチに座って、思い切り...
いきたい

いきたい~立ちション講座・概論 1

1.いつもと違う週末 「る、るるるーん……」 鼻歌を歌いながら、ボクが振るのはフライパン。炒めてるのは、セロリと豚肉。セロリがしっとりするまでよーく炒めて、お塩とコショウで味付けして……。 とっても簡単で、おいしいおかず。潤一...
ぽかぽか

ぽかぽか~立ちション講座・休憩時間 2

その2. 「(……お?)」 と、そんな、更にオブラートを重ねてしまったような視界に、人影がうつった。ベンチに横たわる、ちんまりとした体。膝までで折り返したようなジーパンに、Tシャツ。その上半身は、小さいながらも、柔らかな曲線を描...
ぽかぽか

ぽかぽか~立ちション講座・休憩時間 1

その1. 「うーむ…………」 「どうしたの? 友部さん……?」 昼休み。いつも行く定食屋の一件で、日替わり定食を食べながら、俺はしきりに唸っていた。何か悩んでいる風に見えたのだろうか、一緒に喰っている同僚が、心配そうな声を掛け...
中級・夏期特別補講

中級立ちション講座・夏期特別補講 1

Act.1 「…………」 (カタカタカタ……) 「…………!」 (カタカタカタカタ……) 「……ふぬぅぅっ!!」 (カタカタカタカタカタ……) 「……うがぁぁっ!」 (カタカタカタカタカタ……ピーッ!) ...
中級・夏期特別補講

中級立ちション講座・夏期特別補講 2

Act.2 「うーむ…………」 屋上のビアガーデンで、俺は、あの時の浜辺のようにうなっていた。 広い屋上に作られた座席は、またしても人、人、人……。 失礼を承知で言わせてもらうが、一体どこから湧いて来るんだろう……。 ...
光かがやく天使のしずく

初級立ちション講座 2

2.レッスン2  そして、その次の週末。俺は、日頃の激務にあの時のことなどほとんど忘れ、近所の商店街を歩いていた。 これと言って予定のない休みは、一日をダラダラ過ごす事が多い。昼まで寝溜めをして、朝飯兼昼飯を喰い、後...
中級立ちション講座

中級立ちション講座 5

5.バック・トゥ・ザ・イモムシの朝 「ぐーー……」 翌日。俺達は、クーラーをガンガンに効かせた部屋で、何度目か解らないガ行の音を唸りながら、再びイモムシになっていた。正直に言おう。原因は、日焼けと、筋肉痛だ。うかつだった。日焼け...
中級立ちション講座

中級立ちション講座 4

4.潮風の中の講義  「(ゆーき!ゆーきぃぃぃっ!!)」 渾身(こんしん)の力で俺は泳いだ。距離は二十メートルもない。すぐのはずだった。 しかし、焦る気持ちが、力の伝わる効率をどんどん下げていく。掻き出すはずの手のひらは水を切...
中級立ちション講座

中級立ちション講座 3

3.芋洗いの炎天下  翌朝。嬉しいときは、フライング・ボディアタックのキレも良いのだろうか、予定よりかなり早く起こされてしまった。 俺も、寝ぼけまなこでタンスの奥から水着を引っぱり出してくる。こっちは何の変哲もない、黒のトランク...
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