中級立ちション講座

中級立ちション講座

中級立ちション講座 5

5.バック・トゥ・ザ・イモムシの朝 「ぐーー……」 翌日。俺達は、クーラーをガンガンに効かせた部屋で、何度目か解らないガ行の音を唸りながら、再びイモムシになっていた。正直に言おう。原因は、日焼けと、筋肉痛だ。うかつだった。日焼け...
中級立ちション講座

中級立ちション講座 4

4.潮風の中の講義  「(ゆーき!ゆーきぃぃぃっ!!)」 渾身(こんしん)の力で俺は泳いだ。距離は二十メートルもない。すぐのはずだった。 しかし、焦る気持ちが、力の伝わる効率をどんどん下げていく。掻き出すはずの手のひらは水を切...
中級立ちション講座

中級立ちション講座 3

3.芋洗いの炎天下  翌朝。嬉しいときは、フライング・ボディアタックのキレも良いのだろうか、予定よりかなり早く起こされてしまった。 俺も、寝ぼけまなこでタンスの奥から水着を引っぱり出してくる。こっちは何の変哲もない、黒のトランク...
中級立ちション講座

中級立ちション講座 2

2.イモムシの昼下がり 「うー……」 そして、週末。クーラーの効いた部屋で、俺達はイモムシになっていた。 日差しは日々強くなり、見上げれば、夏独特の、吸い込まれていきそうなほどに深い青空がある。基本的に内勤の俺も、昼飯時な...
中級立ちション講座

中級立ちション講座 1

1.フライング・ボディアタックの朝 朝。一日の始まり。 昨日の疲れも、寝汗と共に幾分かは流され、夢うつつの目に差し込む窓からの朝日が、最後まで駄々をこねる意識を揺り動かしてくれる。 やがて、微かな音を立てるように、五感が働き始める。そ...
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