うらめしあずき 4

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プールサイドから、10メートルほど離れました。ほんの少しですが、みんなのざわめきが遠くに聞こえます。
曽宗さんと緒茂さんは、御司留さんの片腕ずつを持ってわざとゆっくり…いえ、ほとんど足踏みに近い早さで歩きます。
「はあっ…ア……ァンッ……うっ…ぐふっ……うぅうっ…」
御司留さんの息が、疲労でも苦痛でもないことは、もう一目瞭然です。
「あらあぁ? どーしたのぉ? 御司留さん…ずいぶん苦しそうだけど、そんなに痛いぃ?」
するすると腕をなでながら、曽宗さんはねっとりと訊ねました。
「ねえ、痛い? 痛いのぉ?」
肩から腕、背中からお尻をするする、するする。全身が、水泳のせいだけではない熱を持っていることもよく分かります。
「ねえってばさあ…アタシ、心配なんだけどなあ…」
「アハッ…ア…アァンッ…!」
なで続けているうちに、御司留さんの胸―そういえば、曽宗さんよりちょっと大きいです―の先端が、ぷっくりと膨れ上がりました。
「………ッ!」
曽宗さんはカチン! ときました。間近に見るにっくき御司留さんの胸が自分より大きいことと、何より、小さく膨れ上がった乳首が…あずきを連想させたのです。…笑わないようにね、そこ。曽宗さんは真剣なんですから。
「なに一人で気分出してんのよ!」
「あうっ…!」
曽宗さんは、怒りにまかせて御司留さんの胸を思いっきりわしづかみにしました。はっきりとした苦痛の声が聞こえます。
「あーら、何これ? アンタなに興奮してんのぉ? ここは学校よぉ? わかってんの?!」

ぐい ぐい ぐいぃっ…!

「あぎっ…! ひっ…いいった…ぁぁ…っ!! 痛い…やめ…あぁんっ!」
「フン! 痛い? 痛いぃ? へーっ! その割には、先っちょこんなにしてるわねえ? ん? ホラホラ! 豆みたいにカチカチにしてさあ…!」

きゅうううっ…!!

「いひぃぃいぃぃーーーっ…! き…ぃぃっ…ぐ…うむっ……!」
金切り声を必死に飲み込もうとする御司留さん。そりゃそうです。すぐ後ろには、クラスのみんながいるんですから。
「はあっ…アッ…アフッ…ん…やっ…やめ……」
「やめてほしい? だーめ。アンタ、痛そうな割には、まだまだ収まってないみたいじゃない? くすぶったままだと、嫌でしょぉ?」

ぎちゅうっ!

「うぅんっ…!!」
曽宗さんは、後ろから滑り込ませた手で、御司留さんの下腹部をまたも思い切り握りました。ぬるま湯のようになったプールの水と、それとは全く別の汁が、曽宗さんの手をあふれてこぼれました。
「なにこれ、あつぅい…ぐちゃぐちゃねえ…」

ぐしゅ! じゅく! にちゅ! ちゅくっ!

「アハッ! ヒッ…ア…アァァッ…!」
適当に揉んでいるだけで、御司留さんの股間からはどんどんどんどん粘ついた汁が出てきます。うごめく曽宗さんの手にも、吸い付くような熱さと、中でめくれきっているであろう御司留さんのアソコのヒダの形が、水着越しにさえ分かるようでした。
「…むっ…!」
曽宗さんの指先が、また新たな『あずき』を見つけました。そう、クリトリスです。
「こんなところ、こうしてやる…!」
「ひゃっ…?! あ…く…うぅうーーーんっ! んっ! んぐぅっ…!」
「ほらほらほらほらほらぁっ!」
まさに仇のように責められる、御司留さんの股間の豆。下半身を中心に、全身ががたがたぶるぶると震えます。
「いっ! いひっ! やっ! いやぁっ! でっ…出ちゃ…あっ! や…やめ…あぁぁっ…!!」
「なになに? 出ちゃう? なにが? えっ? もしかして、おしっこ? ねえ、おしっこぉ?」
「はひっ…き…あぁぁっ! そ…そう…だ…から…手…止め…あはぁんっ!!」
「あれ? 御司留さん? 漏らしそうなの? おもらししちゃうの? 学校で? えっ? うそぉっ? 後ろにみんないるのに? ねえ? ほんとにいぃぃ?」

ぬちゅ! ぐちゅ! にゅりゅっ! ぴちゅっ!

トドメとばかりに股間をこねる曽宗さん。おもむろに、手を離しました。だいっきらいな御司留さんの、汚いおしっこが手にかかるなんて、絶対嫌だからです。
「あぁぁーーーっ! も……だっ…め………ぇぇ………」

ばっ!

緒茂さんが持っていた右腕をふりほどき、御司留さんは、自分の手であそこをきゅうっ! とつかみました。
しかし…
「アン…っ! で……出ちゃう……!!」

ジュジュジュジュジュジュゥゥゥ……!

指ごときで栓が出来るわけはありません。御司留さんのアソコから吹き出したオシッコは、かえって指のせいであちこちに飛び散り、焼けたコンクリートの上にパタパタとしぶいて消えていきました。
「アハッ…! アッ…! アァンッ…!」
びくん、びくんと震える御司留さんの身体。オシッコが出た後の余韻にしては、不自然です。
「お・し・る・さ・ん・っ! まさかと思うけどぉ…イッたの?」
「うっ…うふうっ…ンッ…ふぐっ…」
「ねえってばあ…。御司留さん、学校のプールで、みんなに見られながら、アソコを思いっきり乱暴に責められて、あまつさえオシッコ漏らしながら…イッたのぉぉぉぉ?」
「…はっ…あ…あぁぁっ…」
しつこいぐらいに訊ねる曽宗さんに、御司留さんはただ荒い息をつきながらうつむくだけです。曽宗さんは、耳元でとどめの一言をささやきました。
「ヘ・ン・タ・イ!」
「……ッ!」
「本性を現したわね、この変態! マゾ! 淫乱! 小便娘!」
「う…ううっ……!」
「恥知らず! 露出狂! 万年発情期! 公衆便所!」
「ふぐっ…う…うあぁぁっ…あはぁぁ……!」
考えつく限りの悪口雑言を並べ立てる曽宗さんに、御司留さんはとうとう泣き出してしまいました。
「いっ…いやぁぁっ…言わないで…もう…言わないでぇぇ…うぐっ…う…あぁぁあぁ…ん…」
「なっ…何よ…泣いて許してもらえる…」
言いながら、曽宗さんは不思議な気分に捕らわれました。
真っ赤な顔で、ぽろぽろと涙をこぼす、御司留さんの横顔。
それを見ていると、「ちょっとやりすぎちゃったかな…」と言う思いと、「御司留さんの泣き顔って、初めて見るなあ…」という物珍しさのような気持ちと、なによりちょっと言葉では言いづらい胸の高鳴りを覚えて…なにがなんだか、曽宗さん自身、さっぱり分かりませんでした。
「はあっ…あ…あぁっ…ん…」
頭に血が上り、呼吸が苦しくなってきました。ささやくために寄せていた御司留さんの身体の血の流れまで、細かな振動として感じます。
「(どくどく言ってる……熱い…。これ…もっと…欲しい…)」
今や曽宗さんの目は、興奮にとろとろとうるみ、泣き出しそうになっていました。かたわらでずっと見ている緒茂さんが、それを見て「フッ…」と笑いましたが、本人には気付くはずもありません。
「この…へんたい…」
「アッ…?!」
気がついたときには、ぴちゃり…と音を立てて、御司留さんの透き通るほどに赤くなった耳をなめていました。

ぴちゃ…ぺろ…くに…こり…

「ハッ…あ…アァンッ…!」
口に広がるカルキの味なんて、全く気になりません。ただ、舌に感じる御司留さんの肌の感触と、なめるたびに聞こえる甘い声が、曽宗さんを夢中にさせました。そうしなければすぐにでも死んでしまう…そう思えるような夢中さで、曽宗さんは、耳と言わずうなじと言わず、自分の口の届くところは全て舐め、軽く歯を立て、もぐもぐと御司留さんを味わいました。
「アハッ…ン…フアアァッ…」
「うるさい…」
「あむっ…!」
とうとう曽宗さんは、正面から御司留さんを抱き寄せ、唇をねじ込みました。
「んっ…うんっ……」
「ン…フゥゥ…」
くちゅくちゅと舌を絡ませながら、曽宗さんの頭はもうまっ白に痺れきっていました。何でコイツの唇はこんなに甘くて柔らかくて気持ち良いんだろう? むにゅむにゅとこねあわさる互いの胸―そういえば、曽宗さんの乳首もコリコリになっています―と合わせて、アソコにじんじん響きます。
「ぷはっ…は…はあっ…」
「…ァンッ…!!」
口を離すや、手を御司留さんの股間に滑り込ませます。今度は水着越しなんてまだるっこしい事はしません。水着の横から強引に中を探ります。
「(わっ…あ…あぁっ…す…ご……)」
指で感じるそこは、まったく不思議な、未知の世界でした。
にゅるにゅるとぬめっていて、ぷりぷりとしたヒダがいくつもあって、どくどくと全体が脈打っていて…おまけに、一緒に指がとろけてしまいそうなほどに熱くて、ちょっと指を動かそうものなら、それらがいっせいに絡みついてくるのです。それがまた、とてもとても気持ち良いのです。
「はあっ…ああっ…すごい…すごいぃ…」
ぬちゅ…にゅる…と無心に探っていると、あの豆…クリトリスがありました。まさぐる指があんまり気持ち良いので、もういじめようという気持ちはありませんでした。ぬるぬるくるくると指のお腹でさすってやります。
「くはっ…あっ!! あーーーーっ!」
がくがくがくっ! と震える御司留さん。やっぱり、ここが一番気持ち良いのは誰でも同じのようです。
「はっ…あぁ…いい……あ…あなたも…」
「えっ…? あぅっ…!! んっ…!!」
それまでされるがままだった御司留さんの顔が、今度は曽宗さんに迫ってきました。ふっ…と優しく口がふさがったかと思うと、間髪入れずに舌が入ってきます。でもその動きもしっとりしていて、荒っぽい物ではありません。余分な力が抜けてふわふわとした気分になれる、とても上手なキスでした。
「はんっ…!」
ぬちゅり…と、今度は御司留さんの指が、曽宗さんの中に入ってきました。

ちゅく…にちゅ…ぬちゃ…

「あはっ…?! は…くうぅぅっ…!」
比較対象は緒茂さんしかいませんが、優るとも劣らない指の動きでした。
指は穴の中をぐるぐると動き、あの時一番気持ちよかったざらざらの部分ももちろん容赦はありません。さらに別の指で曽宗さんの豆をぷるぷるとはじき、さらに余った指で、お尻の穴あたりまでさすり…まだあります。上半身を巧みに動かして、水着越しに乳首まで転がすのです。
「はひっ…あ…か…かひっ…ひぃいいっ…!」
三点を同時に責められ、曽宗さんはもうこのまま自分がおかしくなってしまうのではないかと思いました。…でも、一人でイクのはシャクです。こっちも負けていられません。御司留さんの中に入ったままの自分の手を、がむしゃらに動かします。
「ウゥン…! ンッ! ンアァッ…!」
うれしそうに御司留さんの腰がくねります。
さて、ほとんど根比べの様相を呈してきましたね。
「…あーあ…。完全に二人で世界作っちまってるよ…」
すっかり忘れられている感じの緒茂さんが、あきれ顔でつぶやきました。
そうです。二人の熱中ぶりに忘れがちですが、場所は全く動いていません。ここはプールサイド。すぐ後ろでは、みんなが授業をしています。

ざばざばざばざば…
『おーいそこぉ! バタ足の形が悪い! そんなんじゃ進まないぞ!』

くちゅ…ぴちゅ…
「うふっ…んっ…! ふうぅ…!」
じゅく…ちゅる…
「ハアッ…アッ! ウンッ…いいぃ…!」

たんっ! ざぶんっ! たんっ! ばっちーんっ!!
『いってぇーっ!』
『踏み切りが悪い! だから腹を打つんだ! もっと思い切れ!』

じゅる! ぎちゅ! ずぶっ! ぐじゅっ!!
「あんっ! んっ! んふっ! うっ! はひっ!!」
ぬちゅっ! にちゃっ! ぐにゅ! にゅぐっ!
「アアンッ! ンッ! ウンッ! うふぅんっ!!」

ざわざわざわざわ…
『おーし! そんじゃオーラスだ! 100メートル一本行くぞー!』
『えぇーーっ?!』

「あんっ! んっ! あ…そん…だ…だめ…ど…あぁぁっ!」
「はあっ…はっ…そ…そそう…さん…イキそう…? 出そうなの…?」
「そ…そんなあ…あたし…飲んでな…あ…あーっ!!」
「いいわ…出して…曽宗さん…! 私も…一緒に…イ…イキ…そ…あ…はあぁっ…!」
「だ…めぇぇぇーーーーっ!」
「ンッ……!!」

じゅっ…じゅばばばばばぁぁーーっ…

「はっ! はひっ! いっ! いああっ…あ…あは…」
「うわあぁ…熱い…すっごく熱い…曽宗さんのおしっこ…あぁ…」
曽宗さんは、ものすごい絶頂感とともに、水着の中、御司留さんの手のひらに、思いっきりのオシッコをしてしまいました。御司留さんはそれを全て受け止めながら、恍惚とした笑みを浮かべるのでした。

「はふ…………」
そして、全てを出し終えた後、曽宗さんは自分の中でぷちん…と何かが切れる感覚を味わい、そのまま気を失ってしまいました…。

つづく

 

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